資格は知識の証明書
「資格の重要性が年々高まってきている」と、テレビや雑誌などでよく言われてますが、一体それはなぜなのか。。。
という疑問を考えたことはないでしょうか?
これは別に、資格スクールや通信教育の業者がお金を搾り取るために、消費者を闇雲に煽っているわけではありません。
「日本は知識社会である」という事実により導き出された、ひとつの答えなのです。
日本は、肉体労働主体の社会から、知識労働主体の社会へと移行しています。
これは、社会生態学者で有名なピーター・ドラッカー氏も数々の著書で言及していたことです。
そして、知識とは学歴を指すことでもない、と彼は言っています。
なぜなら必要とされているのは、どんな学校で何を学んだかではなく、学校教育が終わってもなお、知識を得る姿勢を怠らないことだからです。
そして日本は今、肉体労働主体の世界から、知識労働主体の世界、つまり誰もが認める、“知識社会”へと変わったのです。
今の日本は、肉体労働よりも知識労働を必要としています。
“資格を持っている”ということには二つの意味があるということを知っていますか?
一つ目は、資格を持っていることによって、その仕事に従事できること。
例えば、電験三種の資格であれば、電気設備の維持管理業務に従事できるようになりますが、資格がなければ従事できない、といった感じです。
そして二つ目、実はこれが今の日本で最も重要視されている事なんですが、
“資格は知識を証明するための証明書になる”ということです。
電験三種の資格を持っていれば、その仕事に従事できるだけでなく、「この人は電気の知識を持っている人なんだな」という客観的な証拠になるわけです。
そしてさらに「この人は電験三種を合格するほどの“能力がある”んだな」というのも同時に証明されることになります。
この知識社会の日本で、誰かに知識を認められることは、即、自らの収入へ直結します。
実際に、資格手当を支給している企業が多いことからもそれがわかります。
これは、会社がその人の知識を認めて、それに対してお金を払っていることに他なりません。
もちろん知識は、資格だけあればそれでいい、という訳でもないのですが、資格ほど簡単に知識を証明できるものもありません。
「僕はこの資格を持っている」と言うだけでいいのですから。
「僕は東大を卒業した」というよりも、資格は具体的で実用的な知識を証明できます。
東大を卒業したという事実は、「なんかすごい」とは思われるでしょうが、どんな知識を、どの程度持っているのかよくわからないし、実用的かどうかもよくわかりません。
「資格を持っている」のほうが、どんな知識か具体的でわかりやすいし、実用的であることもわかりやすく相手に伝わるでしょう。
この知識社会日本で豊かにやりがいのある仕事をしようと思うのなら知識を得る事を怠ってはいけない、というのがおわかりいただけたでしょうか?
そして、知識はただ持っているだけでは意味が無く、誰かに認めてもらうことができて始めて意味があるのです。
その知識を“認めさせる方法”も、知識を得るのと同じくらい重要な事として、考えていかなければならないのです。
それを考えると、資格は知識を“得ること”と“認めさせること”のどちらも同時に満たす事ができる最高の方法なのです!
そして、電験三種は立派な社会的価値のある“知識”であることは
間違いありません。
というわけなので、あなたもぜひ頑張って電験三種合格へ向けて努力を続けてください!
必ずそれだけの価値はありますので。
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