電験3種 難易度
電験3種は、一般的には「難しい」と言われている資格です。
いや、やっぱ嘘(笑)
本当は「めっちゃ難しい」と言われています。。。
数字で見ると、合格率は毎年ほぼ10%以下の難関資格です。
ほぼ全ての年で、合格率は10%程度、時には5%台のときもちらほら。
しかも、この資格は科目合格制度があるので、例えば、昨年までに科目合格をしていて今年の受験で合格!という人もかなり多いです。
ですので、(データは無いですが)一発合格での合格率となると更に低くなってきます。
(多分、3%くらいになってくるのでは?)
公式では「工業高校電気科卒業程度」のレベルって書かれてますけど、電気科の生徒で電験3種取れる人、残念ながらほとんどいません。
学校で1人でも合格者が出れば、地域の新聞に載ったり、学校のホームページに華々しく紹介されたりする、そのくらいのレベルです。
学校内で何人もの合格者がいれば、工業高校としては日本でもトップクラスの学校ってことになります。
(ほとんどの学校が、毎年合格者なんて出ないし、出たとしても数年に1人の逸材としてもてはやされます・笑)
まあ、電気科出てれば、3年の実務経験で資格の認定を受けれるので「電気科卒業程度」っていうのも嘘ではないんですけど、
もし“試験で合格”しようとするなら、業務経験で認定を受けて取得するよりはるかに難易度は高いです。
大学で電気工学を専攻している人でも、まあ普通に落ちますからね。
(さすがに真面目に大学で勉強しているレベルの人なら楽勝ですけど、とりあえず単位取るために通ってる程度の学生なら普通に落ちますよ)
僕自身、電気以外にも法律系やビジネス系などのいろいろな分野の資格に挑戦してきましたが、その中でも電験はトップクラスで難しかったなぁと、肌で感じました。
法律系の資格には行政書士という資格があります。
この資格、電験3種と同じく誰でも受験できる資格で、毎年の受験者数や合格率は、電験3種とほぼ同じです。
電気資格の登竜門が電験3種。法律資格の登竜門が行政書士。といった感じです。
この二つの資格をどちらも受験した僕の感想なのですが、
「電験3種のほうが辛かった・・・」
どちらが難しかったかのかということは、全く違う分野の資格なので一概には言えないのですが、これだけははっきり言えます。
「電験3種のほうが辛かった・・・」
僕は、高校の電気科に通っていたので、ある程度電気については興味も持っていたし、勉強することに楽しさを感じていたつもりです。
それでも電験は辛かった。。。
行政書士も辛くなかったわけではないですが、完全に孤独の独学でもあまり苦痛を感じることなく合格できた事を考えると、仲間に恵まれ、環境に恵まれた中でも苦痛だった電験はそれを遥かにしのぎます。
「資格試験には二度と挑戦したくない・・・」
それが、電験3種の試験が終わった直後の僕の率直な感想です。
そういう資格なので、もし独学で電験3種の合格を目指すのなら、それなりの作戦が必要になります。
↓独学で電験3種の合格を目指す方は必ずご覧ください。
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