合格体験記 その6

電験三種 合格体験記 その6

こんにちは、資格とっ太郎です。

 

「電験三種合格体験者のリアルな体験談」をご購読いただきましてありがとうございます。

 

少し長いですが、勉強の合間の息抜きにでもお読みいただければと思います。

 

前回、ふたたび開催することとなった熱血先生の補習の話しと、二泊三日で行った友達との旅行についてのお話しをしました。

 

今回は、いよいよ試験まで残り一カ月、ラストスパートをかける僕の勉強風景のお話しになります。

 

それではよろしくお願いします!

 

 

■ラストスパート!ひたすら過去問とテキスト

 

 

7月も終わりにさしかかり、試験までいよいよ残り一カ月となりました。

 

ここまで来ると、ただひたすらテキストと過去問の繰り返しです。

 

もうすでにテキストを一通り読み終えた僕でしたが、改めて「理論」から読み返すと、かなりの内容を忘れていることに気付かされます。

 

僕は「理論」→「電力」→「機械」→「法規」の順番で勉強を進めていたので、機械や法規は、まだ記憶に新しい部分ですが、理論と電力はかなりの内容を忘れてしまっていたのです。

 

 

「残り一カ月しかいないのに、これはヤバい・・・」

 

 

そう思った僕は、テキストを理論から順に読み返すことにしました。

 

一巡目で理解できなかった難しいところ(僕の場合は電子や複雑な磁気回路など)は
すっ飛ばして、とにかく“理解できた部分を思い出す”ことに専念しながら。

 

 

それと並行して過去問も進めていきます。

 

ただ問題を解く、といってもやはり一科目あたりのボリュームがかなり多かったので、
一日一科目、多くて二科目が限界でした。

 

問題を解く → 採点 → 間違った問題の解説を読む

 

問題を解く → 採点 → 間違った問題の解説を読む

 

過去問は、とにかくこの繰り返しです。

 

もちろん、解説を読んでも理解できないような難しい問題はいくつかあるのですが、そこはあまり深入りしないで、理解できそうなところから積み上げていくことに力を注ぎました。

 

 

そして火曜日と木曜日は欠かさず熱血先生の補習(という名の過去問解く時間)に参加。

 

わざわざ制服を着て自転車で40分、真夏の暑い中汗を流しながら学校へ行くのは正直めんどうだったのですが、バドミントン部の顧問から「部活に顔を出せや」という命令を受けた僕は、午前は補習、午後は部活というハードスケジュールをこなすのでした。

 

僕らの弱小バドミントン部は三年生が引退した後、残された部員は3名。

 

とてもまともな練習ができる人数ではなかったのです。

 

その状況を重く見た顧問は、そこそこ練習になる、そして、頼まれたら断れないひ弱な僕に、文字通り獲物を狩るライオンのごとく襲いかかってきたのです。

 

 

顧問:「おい、資格とっ太郎。お前夏休み暇だろ。部活こいや。」

 

 

「はぁ?こっちは電験三種の勉強で忙しいんだよ!」という強気な発言が僕の口から出るわけもなく、

 

「補習の日なら学校に来るんで、その日ならいいですよ」と、なんとも情けない返事しかできない僕。

 

 

「これでも引退してるんだぜ、おれ。」

 

という心の叫びは、むなしく僕の心の中だけにこだまするのでした。

 

 

そういう訳もあって、(夏休みだというのに)僕はやむをえず学校へ登校することとなったのです。

 

 

■勉強に集中できない事を理由に買ってもらったエアコン

 

 

夏休みに突入すると、とにかく暑い。

 

そして僕の部屋にはエアコンが付いていないのです。

 

二階の角部屋、ひときわ日当たりの良い僕の部屋は、文字通りサウナ状態。

 

勉強していると頭から湯気が出そうな中、当然集中力が続くはずもなく、勉強は途切れ途切れ、効率は明らかに低下していました。

 

 

「だあ〜!暑い!こんなんじゃ勉強できねぇ!」

 

 

普段は穏やかな僕ですが、この時ばかりは苛立ちを隠しきれませんでした。

 

そして、苦節六年、もはやあきらめていたことを実行に移す時が来たのです。

 

 

「オカンにエアコンを買ってもらおう・・・」

 

 

しかし問題が一つだけありました。

 

そう、お金です。

 

第一話からも度々ふれているように、我が家は貧乏なのです。

 

エアコンを買うようなそんな余裕は家計になかったのです。

 

 

しかし、

 

 

貧乏家庭の息子をなめてはいけない。

 

貧乏家庭の息子には貧乏家庭の息子なりの作戦があるのです。

 

今は7月、貧乏家庭の家計が一瞬だけ潤う夏のボーナスが支給されたばかりであることを知っていた僕は、しっかり戦略を立てさえすればイケると思いました。

 

まず、オカンが反論してきそうな内容をあらかじめ予想します。

 

 

・暑いなら居間で勉強すれば?

 

・図書館で勉強すれば?

 

・あんたの部屋、エアコンのコンセントないから無理よ。

 

 

今まで僕の頭にストックされていた、“オカン理論”を片っ端から思いだしていく。

 

そしてそれに対抗できる反論を考える。

 

 

「学校の授業で習った“ディベート”がこんな所で役に立つとは思わなかったぜ。ヘッヘッヘッ( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

 

万全の準備を整えた僕。

 

いざ行かん!オカンのもとへ!!

 

 

結果は・・・

 

 

大成功!!

 

 

「あともう少しで合格できそうなんだ!」という切り札が決め手となり、ようやく念願のエアコンを手に入れることができたのでした。

 

 

「いや〜やっぱエアコンは快適だね〜。コバヤシく〜ん」と、変にテンションが上がっている僕。

 

 

知恵の使い方を明らかに間違っている高校生の小さな成功体験なのでした(笑)。

 

 

こうしている間にも、時間は刻一刻と過ぎ去り、舞台はいよいよ試験前夜へと突入していきます。

 

 

・・・つづく

 

 

次回は、

 

第七話 そして訪れる試験前日
・本番試験の完全再現
・ただ眠れない。わけのわからない瞑想を繰り返す。
・睡眠時間30分。

 

 

で、お送りしたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

次回もよろしくお願いします!

 

 

 

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